Sphinx Tea Night 2017.02 #sphinxjp¶
Sphinx Tea Night 2017.02 に参加しました。
#sphinxjp Tea Night にキター (@ ガスト 市ヶ谷駅前店 in 新宿, 東京都, 東京都) https://t.co/lARd5z1cjt pic.twitter.com/w1IpuHQTJ5
— Takayuki Shimizukawa (@shimizukawa) 2017年2月9日
- 参加者:
@usaturn, @jbking, @shimizukawa
2014年1月から開催しているTea Night も4年目に突入。ほぼ出席してるので、30回ちょっと参加してるかな。場所は、市ヶ谷のガスト。12月までは市ヶ谷のデニーズでやってたけれど、デニーズが閉店してしまったので数件隣のガストで開催しているけど、ものすごい混んでて15分待ちとかなのであまりよくない。良い場所があれば教えてください。できればドリンクバーがあるところで。
話したこと.
MacではTexLive使えないの?(@usaturn) -> TexLiveにMac向けサポートを付けたのがMacTeXだった。
http://sphinx-users.jp はどこでホスティングしてるの?(@usaturn) -> S3
S3ってサイトのホスティングできるんだ!(@usaturn) -> はい
Sphinx 1.3, 1.4, 1.5 リリースのトピックってなんだっけ?(@usaturn)
Sphinx-1.3 のトピックス
Python 2.5, 3.1, 3.2 のサポート終了
Python 3.4 サポートの追加
docutils 0.11 未満のサポート終了
docutils 0.12 のサポート追加
sphinx.ext.oldcmarkup 拡張の削除
"default"テーマを"classic"テーマに名前変更
拡張追加: sphinx.ext.napoleon
テーマ追加: alabaster (新しいデフォルト), sphinx_rtd_theme, bizstyle
ビルダー追加: applehelp
図表番号機能追加: 図、テーブル、コードブロックに自動採番
any ロール追加: 任意のドメインの任意の型を自動的にみつけてクロスリンク
:caption:
オプションを code-block, literalinclude, toctree ディレクティブに追加sphinx-quickstart コマンドラインにオプションを追加し、非対話モードを追加
14の言語でステミングをサポート
i18nの改善: moファイルの自動コンパイル、uid計算をデフォルトで無効化、翻訳可能な範囲を拡大
並列ビルドの改善
Sphinx-1.4のトピックス
I18N: 画像ファイルの多言語化: language と figure_language_filename 設定
Config: suppress_warnings でwarningを選択的に抑制
Directive: glossaryディレクティブに索引キーを指定可能
Directive: imgmath (pngやsvgで数式出力, 従来のpngmathは非推奨に).
Builder: XeTeX と LuaTeXをサポート
Builder:
dummy
ビルダー追加: 文法チェック用Builder: EPUB 3ビルダー追加 (experimental)
Search: 中国語の検索インデックス
Search: 日本語分かち書きアルゴリズムとしてJanomeを選択可能
Search: 日本語のsplitterをカスタマイズ可能に
Domain: cpp ドメインの改善
Ext: GitHub Pagesへドキュメントを公開する sphinx.ext.githubpages を追加
Ext: セクション名にリンクできる sphinx.ext.autosectionlabel を追加
API: Sphinx.add_source_parser() 追加: recommonmark 等を設定して任意のテキストをSphinxソースに利用可能
画像サイズを取得するために imagesize パッケージを使用し、PIL/Pillowがなくても動作します
Sphinx-1.5のトピックス
Python 2.6, 3.3 のサポート終了
IE 6-8, Opera 12.1x, Safari 5.1+ サポートの終了(jQueryを1.11.0から3.1.0へ変更)
Sphinx-1.6で削除される非推奨関数等の利用時にwarningを出力
sphinx-quickstart: Makefile/make.bat の内容がシンプルになった(make-mode)
sphinx-quickstart:
--extensions
オプションの追加(拡張の有効化指定)Builder: latexビルダー周りの大幅な改修
Builder: 日本語のPDFもlatexpdfで生成できるようになった
Builder: epubビルダーはepub3を生成(従来の実装はepub2ビルダーへ改名)
Builder: linkcheck用の
tls_verify
,tls_cacerts
設定の追加Domain: cpp ドメインの改善
やったこと.
Sphinxをはじめよう の改訂作業
改訂しようという話が進んでいるので、原稿の確認と自分の担当範囲の整理をしました。
2013年9月のPyCon JP に合わせて初版リリース、 2015年11月のSphinxCon JP に合わせて改版をしたこの本もそろそろアップデートが必要な時期ですね、ということで。
http://docs.sphinx-usres.jp/robots.txt を置いてドメインを検索から除外
本家サイト http://www.sphinx-doc.org/ja/stable に日本語訳を相乗りしています。 このため、sphinx-users.jpドメインでSphinxドキュメントの日本語訳を置く必要はなくなりました。 ということで、検索されないようにdisallowしました。
@jbking が「"Sphinx 多言語" でGoogle検索すると古いドキュメント(docs.sphinx-users.jp)がヒットするのが困る」と言うので、サクッと対応しました。
http://sphinx-usres.jp/robots.txt を置いて/doc10, /doc11を検索から除外
既にSphinx-1.5まで進んでいるので、いまさら1.0や1.1のドキュメントはあってもしょうがないですね。ということで検索されないようにdisallowしました。 docs.sphinx-uesrs.jp の件で思い付いてついでに実施。