Expert Python Programming Second Edition の目次の和訳¶
Michał Jaworski, Tarek Ziadé 著の Expert Python Programming Second Edition の目次を和訳しました。Pythonの初心者向けではなく、何かの言語(Python, Ruby, Perl, ...)を理解している人がPythonを取り巻く開発環境、作法などを理解するのにとても良い本だと思います。
本は以下から購入できます。
PACKTのサイトでは各章、全セクションの 冒頭サンプルを読めます 。
自分はPACKTで購入して、紙の本とPDF/ePub/Mobiとのセット購入で$44.99でした。 紙の本はインドでオンデマンド印刷されて10日くらいで手元に届きました。
目次は PACKT のページにある Read More
をクリックすると表示されます。
この目次を和訳しました。 Expert Python Programming の目次の和訳 と比べると、Pythonのバージョンが2から3に更新された他に、周辺ツールやフローについての内容が今風なものに置き換わっていますね。
以下、公開されている目次の翻訳です。 (新規) と付けたセクションは、第1版にはなかったか、あっても異なるセクション名だったものです。 (新規) と付けていないセクションについても、Python3対応等で多くの部分が更新されています。
エキスパートPythonプログラミング 第2版¶
1章: Pythonの現状 (新規)¶
私たちは今どこに居てこれからどこに向かっていくのか? (新規)
なぜ、どのようにPythonは変わるのか? (新規)
変更を追いかけよう – PEP ドキュメント (新規)
本書執筆時点でのPython3利用状況 (新規)
Python2と3の主な違い (新規)
CPythonだけじゃない (更新)
今どきのPython開発手法 (新規)
アプリケーションレベルでのPython環境の分離 (新規)
システムレベルでの環境の分離 (新規)
著名な生産性を向上するツール (新規)
有用な情報元 (新規)
まとめ
2章: 構文ベストプラクティス - クラス以外¶
Pythonの組み込み型 (新規)
高度な文法 (新規)
あなたが多分また知らない文法 (新規)
まとめ
3章: 構文ベストプラクティス - クラスの世界¶
組み込み型のサブクラス化
スーパークラスからメソッドへのアクセス
高度な属性アクセスパターン (新規)
メタプログラミング
まとめ
4章: 良い名前の選択¶
PEP 8 と命名規則のベストプラクティス
命名規則のスタイル
名前付けガイド
引数のベストプラクティス
クラス名
モジュールメイトパッケージ名
役に立つツール
まとめ
5章: パッケージを作る¶
パッケージを作る (新規)
名前空間パッケージ (新規)
パッケージのアップロード (新規)
単体実行可能なファイルを作る (新規)
まとめ
6章: コードをデプロイする (新規)¶
The Twelve-Factor App (新規)
Fabricを用いたデプロイの自動化 (新規)
独自のパッケージインデックスやミラーを用意する (新規)
一般的な慣習と実践 (新規)
動作の追跡とモニタリング (新規)
まとめ
7章: 別言語で作るPython拡張 (新規)¶
別言語といえば... C or C++ (新規)
なぜ拡張を使いたいのだろう (新規)
拡張を書く (新規)
挑戦 (新規)
拡張を使わずに動的ライブラリと接続する (新規)
まとめ
8章: コードの管理¶
バージョン管理システム (大幅更新: gitを紹介)
常時結合 (大幅更新: jenkinsを紹介)
まとめ
9章: プロジェクトの文書化¶
テクニカルライティングの7つのルール
reStructuredText 入門
ドキュメントをビルドする
書類を作成する
まとめ
10章: テスト駆動開発¶
テストをしていない人へ
テストをしている人へ (大幅更新: pytest加筆, tox紹介)
まとめ
11章: 最適化: 一般原則とプロファイリングテクニック¶
3つのルール
最適化戦略
ボトルネックを見つける (大幅更新: 新しいツール紹介)
まとめ
12章: 最適化: いくつかの強力な解決方法¶
複雑さを減らす
シンプルにする
collectionsを使う (新規)
アーキテクチャを変更する (新規)
キャッシュ
まとめ
13章: 並列実行 (新規)¶
なぜ並列実行なのか? (新規)
マルチスレッドを使う (新規)
マルチプロセスを使う (新規)
非同期プログラミング (新規)
まとめ
14章: Pythonのためのデザインパターン¶
生成に関するパターン
構造に関するパターン
振る舞いに関するパターン
まとめ