(第1回)Zope/Plone開発勉強会 まとめ¶
先日 2009/7/11 にZope/Plone開発勉強会を行いました。申し込み20名、参加17名ということで、開発の集まりとしては成功だったのかなと思います。けっこうみんな黙々と開発していたのでもうちょっと情報の流通があっても良いのかなと思いつつも、正味5時間なので、まあいまのところはこのくらいかな、と。でも懇親会も5時間くらいやってるので、次回第2回は、終了時刻を1時間後ろにずらすことにしました。
この開発イベントは空気的には、ミニpyspa って感じ。きっとそのうち芳泉閣に行って泊まり込むに違いない。
Expert Python Programming¶
今回、自分は延々とbuildout周りの理解に費やしていたんですが、端的に理解できるドキュメントが無くて、あっちこっちのドキュメントを読みつつ理解しようとしていました。そんなときに寺田さんに Expert Python Programming を紹介してもらって読んでみたら、そのまんま欲しい情報がまとまってて、非常に助かりました。Pythonで開発するということについて深く学びたい人にはぴったりの本です。PDF版が10ドルくらいだったけど、お布施もかねて、本+PDFで購入しました。45ドル。
「Chapter 4, Choosing Good Names」これは1章使って説明することですよね。良い本です。 Expert Python Programming
mr.developer¶
buildoutコマンドを使うだけでなく、buildoutで開発サイクルも回すためにはSVN等のソースコード管理とどうやって連携していくかが重要な課題になるんですが、正直、buildoutだけではうまくいかないので、z3c.recipe.egg を使うとsvnリポジトリからチェックアウトして、このファイルを実行環境用のモジュールにとして使ってくれるようになります。でもSVNのリポジトリパスではなくfind-linksを指定してindexページを経由する必要があったり、buildoutのコマンド次第ではいきなりチェックアウトしたコードが消されたりと色々問題がありました。で、これも寺田さんから教えてもらった mr.developer を使うと、複数のパッケージを1つの開発サイクルの中で修正していくシーンではとても合理的に設定・運用できるようになって、とても満足です。仕事でいま扱っている開発対象パッケージが150超とかなので、mr.developerが無いととても大変です。(あとz3c.recipe.eggsはWindowsでは動作がバグってるし...)
とりあえず、開発対象モジュールが1つでもmr.develperは使うべきだと思った。
Zope2+formlib¶
これはpyspa5の成果ですが、Zope2でformlibベースのフォーム生成をするデモをしました。フォームのスキーマが動的に変更出来るようになってるあたりがZopeならではです。発表内容は、まんま [pyspa5] Zope2でformlibベースのフォーム でした。次はこれにDeliveranceをつなげてデザインを付けたい。
成果発表¶
この勉強会で自己主張できるシーンは成果発表だけなんじゃないかと思いました。最初の自己紹介で主張するのはなかなか難易度が高い。さすがに20人も居ると、1時間じゃ発表おわらないですね。
自分は、 Expert Python Programming の紹介と、Zope2+formlibのネタを準備なしで勢いだけでしゃべりました。ところでしつこいですが Expert Python Programming は読むべき。
次回¶
次回は8/8(土)の開催予定です。 http://atnd.org/events/1062 で申し込むべし!
次回は、Deliverance+WSGI+zope.formlib で作るフォーム生成ツールを作れるようになって、完成したらeasy_installとかzc.buildoutとかに対応させて簡単に使えるようにしたい。