エキPy読書会 18 (2011/9/6)¶
- 日時:
2011/9/6 19:30 - 22:00
- 範囲:
第14章(p373~): Pythonのためのデザインパターン
エキスパートPythonプログラミングの読書会18回目。 デザインパターンについて。
会場の様子¶
今回も広い会議室なので14人でもスカスカですね。
質疑応答(覚えてる範囲)¶
Q: abc.ABCMeta はインターフェイスと呼んでも良いのか?
A: 抽象基底クラスを定義する abc モジュールが Python 2.6 から追加されました。 インターフェースの別のアプローチでもある。 基底クラスに必要な機能のドキュメントとしての用途にもなる。 また抽象メソッドの定義をすると、インスタンスの生成時にエラーを検出できる。
Q: Proxy パターンとは何ですか?
A: インタフェース変えないというのが原則、 HTTP リクエストのプロキシが分かりやすい例だと思う。 内部でキャッシュしたり、付加機能があったりして、さらに同じ処理ができる。
Q: visitor パターンとは何が良いのですか?
A: データ構造(ツリー構造が多い?)と振る舞いを分けて実装できる点が良い。 複雑なデータ構造に対して、ベースクラスでデフォルトの振る舞いを定義していて、 それぞれのデータ構造に対して定義できる。 但しデータの種類が増えたときにベースクラスの振る舞いも拡張する必要がある。
Q: docutils は visitor パターンの知識なくしてコードを理解するのは難しいですか?
A: visitor パターンが分かっていないと理解できないです、 そして分かっていてもコードが読みにくい(@tk0miya)
参考¶
Togetter: http://togetter.com/li/185939