Deliveranceから派生したxdvの開発が活発っぽい¶
先日6/19の (第12回)Zope/Plone開発勉強会 でDeliveranceを使いこなす練習をしようと思っていましたが、どうやら今はxdvというDeliveranceから派生したプロダクトの方が活発らしいということで色々と調べてみました。
Deliveranceって何?という方は Deliveranceデモ をどうぞ。
ということでxdvの特徴をまとめてみました。
collective.xdv は Ian Bicking が開発したDeliveranceから派生
xdvはcollective.xdvから分割されたコンテンツ変換ルールコンパイラ
xdvはルールをコンパイルしてXSLTにしておくことでHTMLを高速に変換可能
XSLT適用はDeliveranceの動的処理よりも高速
XSLTの適用はmod_transformなどのXSLT専門モジュールで処理
XSLT変換が扱えるApache,nginx,Varnish,Plone,WSGIなどに対応
ルールはDeliverance同様にXPathとCSS3セレクタで記述可能
Deliveranceで出来なかった特殊なルールも記述できるように拡張
実運用ではPython無しで動作可能(XSLT適用できればOK)
ドキュメントが良い。PyPIのページを見るだけで大体理解できる
ということで、これだけあればOK的な使い方は出来なくなってしまいましたが、逆に組み合わせ自由なので色々な利点が増えました。そんなステキなxdvを詳しく知りたい方は Python Package Index : xdv 0.3 の説明を読んでみて下さい。
来週末6/25からのPython温泉で、使いこなせるように練習する予定です。
勉強会では他にはsetuptoolsを使ったプラグイン機構についてサンプルコードを書いて@terapyonや@jhottaに説明してました。詳しくは次のエントリで。
次回の (第13回)Zope/Plone開発勉強会 もよろしく。 Sphinx-1.0 リリースパーティー と日が被ってますケド。