Date: 2009-08-07
Tags: event, zope, plone, web

Zope Essentials 7 で Deliverance の紹介を聞いてきた

昨日8/6に、 Zope Essentials 7を開催します 、に、行ってきました。ニュージーランドでPloneで仕事をしているTim Knappさんがメイントーカーで、 Deliverance について話してくれました。余談ですが、Timさんは Buildout and Plone というプレゼンも書いていたりします(buildout.orgに載ってます)。

Deliveranceとは:

Deliverance は、デザイン用にHTMLを準備し、バックエンドにおいたPloneなどの動的サーバから、XML定義を元にページを生成する仕組みです。 Ploneへの標準導入が進められており、既にplone.orgサイトでは使われています。 とかく、PloneのSkin(テーマ)開発には学習コストがかかると言われています。それの軽減のためにも、Deliveranceが注目を集めています。

自分の理解は、XPathで位置指定するHTML変換Proxy。で、2つのHTML(変換もとページと、テーマ用HTML)を用意して変換ルールを書けば、変換された結果がブラウザに届きます。この技術はWebデザイナーさんが(Ploneのような)WebサーバーへのHTML組み込み方法を知らなくてもデザイン適用出来るところがミソかなとおもいます。 OSWD で配布されているデザインテンプレートも簡単にPloneに適用出来たらしい。

以下、当日のTwitterメモ(#ze7 一部加筆修正)。

実際の使い方とかは、そのうちbuildoutで開発するネタの一部で書こうと思います。