Date: 2006-01-15
Tags: unix

SSL証明書を入手

ApacheのSSLを利用するために、正規の認証機関でサインされた証明書を入手することができました。利用したのは Rapid SSL というところで、手続き開始から完了まで30分ほどで完了しました。しかも料金は$30/2年という格安です。

あるSSL証明書発行機関では、証明書発行時に本人確認が必要で、印鑑証明+実印+免許証の写し、などを求められました。しかしRapid SSLではその辺を電話で行っており、申請の流れは以下の感じでした:

  1. Webフォームに証明書の種類等の必要事項を記入する

  2. 対象サーバーのCSRを入力する

  3. URL等CSRの内容確認

  4. メールアドレス、カード番号等を入力する

  5. 電話番号を入力して、言語に日本語を選択してPlace Call Now ボタンを押す

  6. 電話がかかってくる

  7. Webページに表示されている番号をPushする

  8. 肉声を録音する

  9. 最終確認ページのURLがメールで送られてくる

  10. URLにアクセスする

  11. サイン済みCRTファイルがメールで送られてくる

おもしろかったのは、電話掛けるボタンを押したら電話が鳴ったり、音声が日本語だったり、電話が完了したらWebページが自動的に次のページに進んだりというあたり。ここまでシステム化されたサイトは他に見たことがありません。 もう一つおもしろかったのは、メールアドレスの手入力が出来ないこと。whois情報に登録されているメールアドレスか、登録しようとしているドメイン名のメールアドレス(数種類自動生成)からしか選べませんでした。

作業時間は、CSR作成やCRTの配置を除けば上記の内容で10分もかからないと思いますが、一応EULAに目を通したので結構かかって30分。

料金については、一番安いコースで69$/1年なのですが、Renewal申し込みの場合は約半額の料金設定になっており、FreeTrialからの申し込みもRenewal扱いだったため、$34/1年と$60/2年で迷って、2年の方にしました。

最後に気になった点等:

  • 手に入れるのが簡単すぎる気がする

  • これで本当に、本人確認を満たしているのか

  • FreeTrialしないと金額が倍に‥‥